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ブリスベンのグルメバーガー最前線レポ2018

ブリスベンのグルメバーガー最前線レポ2018|食通ブロガーが薦めるバーガースポット9選とは?

ファストカジュアルの波が押し寄せるブリスベンのフードシーンに近年躍り出てきて、ローカルを魅了して止まないのが、世界でも一番有名な食べ物のひとつ「ハンバーガー」だ。15年前「ハンバーガー」と言えば、「ファーストフードチェーンでやる気のないアルバイトが学費稼ぎに作る体に良く無さそうな食べ物」というネガティブなイメージでその評価は落ち込み気味だったが、年々盛り上がる肉食ブームに後押しを受け、厳選された食産物や材料を使った各レストラン独自の趣向を凝らした値段も少し高価な「グルメバーガー」がその地位をあげてきている。
世界的なグルメバーガーブームに今まさに乗っかっているブリスベン、優等生なクラシカルバーガーから健康的なヴィーガンバーガーまで色とりどりでユニークなバーガースポット9つを各店の特徴と伴にお届け、2つのバンズの間に無限の可能性を秘めためくるめく近代バーガーの世界へいざゆかん!

ZE PICKLE|ジー・ピクル

Burgers in Brisbaneテーブルの席についた瞬間このお店「ジー・ピクル」がいかにユニークで面白い店であるかに気付くはず。まずはメニューが銀色のナンバープレートの形していて、その上その裏にかかれたハンバーガーの名前ときたら、南米史上最悪の大悪党をパロった「パブロエスコバーガー」だったり、イギリスのバラエティ番組の人気キャストのゴシップをもじった「カイズ・マム(カイのお母さん)」だったり、とにかくエッジが効きまくっている。バーの向こうで上品に光る樽生ビールのタップや深みがかったステンレスカラーを中心としたクールな店内とは対照的にここの食べ物はとにかくギラギラ、ピカピカ、インスタ世代には持ってこいの見栄えの良さ。彼らのインスタグラムを見てもわかる通り、とにかくバーガーもパフェもシェイクも何でも、ぶっ飛ぶほど美味しそうな見た目をしているのだ。では、そのお味は?グルメサイトの口コミでフォーティチュードバレーの本店の評価は常に平均4点以上(5点満点中!)、店を訪れた人の笑顔とこの高評価がその美味しさを物語っている。ルックス良し、中身も裏切らない、ユーモアのセンスまである!(どこかにそんな完璧な男性はいないかしら~?と妄想に走りたくなるのは私だけ?)このパーフェクトバーガー、ブリスベン市内で味わうなら、前述のフォーティチュードバレー本店へ、ゴールドコーストで味わうならバーレイヘッズにも店舗がある。

BREWSKI|ブリュースキー

Brewski | burgers in Brisbaneブリスベンの左岸側の北西エリアパディントンとカクストン・ストリートと呼ばれる目抜き通りは近くに大型のスタジアムがあることから、スポーツ観戦客やスポーツ好きの若者で週末特に賑わう場所。この一角に店を構えるブリュースキーは名前から連想される通り、ビール好きが集まるビール専門のレストラン&バー。常時150種ものボトルビールが揃い、日替わりで選ばれる12種の樽生ビールを味わうことが出来るビール好きのパラダイスのような場所だ。さて、スポーツ好きのオージーがビールのお伴にするなら?すぐ思い浮かぶのはやはり豪州のソウルフード「バービー(BBQ)」、そうここブリュースキーはBBQ料理に力を入れた店でもある。他店と一線を画すその料理の魅力はまさに香ばしさとライブ感、まるでアウトドアで焼きたてのBBQ食べた時のような独特の美味しさがここの料理にはある。美味しさの秘密の一つは低温長時間(ロー&スロウ)ともう一つ自家製燻製調理法。特に林檎とペーカンのチップで熱燻製をかけた品々は秀逸でこの処理でプルド・ポーク風のジャックフルーツバーガーや大人気のヴィーガン・チーズバーガーといった肉を使わないバーガー類も食べ応え抜群のバックヤードの味になっているから驚きだ。意外な食材を起用したり、調理に工夫を凝らしたり、日々研究を繰り返す努力が伺え、どんな食の趣向を持つ人にもビールと食事を美味しく味わってもらいたいという思い入れも伝わってくる良店だ。ちなみにお肉一筋の人はお店の看板メニュー、燻製ビーフパテ150gとカリカリベーコンが挟まった「ブリュースキーバーガー」をオーダーしよう!こちらも大満足間違いなし。

TWIST FLAME GRILLED CHICKEN AND BURGERS|
ツイスト・フレイム・グリルド・チキン&バーガーズ

Twist Burgers | burgers in Brisbaneブリスベンから車で東へ15分程行った湾岸エリアでインパクト抜群のハンバーガーをお探しなら、ウィンナムにあるツイスト・フレイム・グリルド・チキン&バーガーズのドアを叩こう。注意点は、ここのバーガーはどれもこれも凄まじく大きいということ。(ローカルの食通ブロガー曰くここのバーガーはOTT(オーバー・ザ・トップ)つまり常識を逸脱した大きさだとか!)それもそのはず、一番普通っぽいOGチーズバーガーを例に取ってみても、肉質の柔らかいオーストラリア産Wagyuのパテ、ベーコン、チーズ、ピクルス、オニオンリングが高々と積まれているのだから大きくもなる。それでも胃袋が大きめの人とチャレンジ精神旺盛な普通の胃袋の人は意外にも多くいるようで、店はいつも盛況。つまりはここのバーガーが美味しいという点も間違いない。同じく看板メニューで人気があるバッファローウィングやスパイシーチキンも量が多めなのでそれぞれをオーダーして、大皿プレートのように家族でシェアすれば、お腹一杯、幸せの一杯の日に!

BEN’S BURGERS|ベンズ・バーガーズ

Ben's Burgers | burgers in Brisbaneフォーティチュードバレーの隠れ家的な小路地ウィン・レーンに店を構えるベンズ・バーガーズのメニューはクラッシックとチーズとベジの3つだけ。このメニューのスッキリさはクリエイティブなオーナーが店のあらゆる箇所にそのセンスを吹き込み、余分なものを排除したシンプルで洗練されたデザインを求めた結果だというのがお店に一歩足を踏み入れればわかる。白を基調とした内装も食器もハンバーガーの盛り付けもまるでアート作品のようで、仕事の丁寧さが伺える。ストリート・ファッションとグッドフードをこよなく愛するお洒落な兄弟ベン・チューとニック・チューが始めたビジネスはこのバーガーショップとストリートウェアショップの2つ。これまでのバーガーショップと比べると小さめと称されるベンのバーガーだが、意外にもブリスベンっ子はここを一番のお気に入りと名を挙げる人が多く、ブレックファースト・バーガーと言って朝からお店に通う人もいるほど。夕方5時以降はカクストン通りの古い劇場「レフティーズ・オールドタイム・ミュージックホール」の中でもポップアップショップを営業している。バーガーメニューは3つだけだが、サイドメニューは意外と多く、おすすめはチリビーンズが載ったフライドポテトとチョコレート&ピーナッツバター味もしくは塩キャラメル味の濃厚シェイク、これでギルティプレジャーチャージ完了!

THE FOX HOTEL|ザ・フォックス・ホテル

Fox Hotel | burgers in Brisbaneランチを無料で食べられる場所を探すのはなかなか難しい街ブリスベンではあるが、かなりリーズナブルな価格で頂ける場所は存在する。右岸のサウスブリスベンの1880年建造のアイコン的な建物、歴史情緒溢れるザ・フォックス・ホテルがそれだ。ここの中にあるレストラン&パブ「トロカデロ・ロング・バー」ではハッピーバーガーアワをー設定し、その時間内にオーダーすれば、メニューにある6種類のバーガーどれも全て5ドルで食べる事が出来る!バーガーメニューはチキンが2種類、ビーフが2種類、ベジタリアンとホットドッグが1種類ずつ、人気はバターミルクで揚げたクリスピーチキンにチポトルソース(メキシカマンヨネーズソース)をかけたものを豪快に挟んだチキン・フォックストロット・バーガーで地元の人はこれにホットソースをトッピングし、フライドポテトを一緒に挟んで食するのがお気に入り。ハッピーバーガーアワーは月曜日から木曜日までのランチタイム(12時から14時)とディナータイム(18時から20時)と土曜日のランチタイム(12時から16時)なので、高い確率でコスパ最強バーガーにありつくチャンスはあり。

FRITZENBERGER|フライゼンバーガー

Fritzenberger | burgers in Brisbaneこれまたカクストン通りにある美味しいビールを出す本格ハンバーガーショップ「フライゼンバーガー」、ここのバーガーは見た目はオーソドックス、本来、正しいハンバーガーとはこういう食べ物だったと食べた人を原点回帰させてくれる。でもその味は決して無難ではない、州境を少し超えたバイロンベイの山奥で自由に草を食んだ100%グラスフェッドの牛を使用したパテは生肉と熟成肉をブレンドした芳醇で旨味が凝縮されたミンチで作られており、逆に味付けやソースなどの小細工は不要なくらいそれ自体で完成された味になっている。この完璧なバーガーの味を更に引き立てるのに一役買っているのが、色々なフレーバーソルトで楽しめるフライドポテトで、シイタケ味やチーズスナック”ツイスティー”味などがある中、一番オージーらしい食事にするならベジマイト味をおすすめしたい。きっと病みつきになること間違いなし。カクストン通りの本店のほかにもうひとつブリスベンの北にある新旧の良さがブレンドしたお洒落なエリアウィルストンにも店がある。

OL’ SCHOOL|オール・スクール

Ol' School burgers | burgers in Brisbaneひっきりなしに王道のハンバーガーを出すお店を紹介してきたので、ここでしばし小休止。イギリス統治下にあったオーストラリアはイギリスの食文化も色濃く反映された地。特にフィッシュ&チップスは海が多く手軽に新鮮な魚介が手に入る豪州で発展しないわけがなく、オージーフードの代表格として今も尚、全土で食べ継がれてる。その日仕入れた新鮮な白身魚をバターでサックサックに揚げたフライドフィレを山盛りのタルタルソースとともにやわらかいミルクバンズで挟んだら、それはもう究極のフィレオフィッシュ。レストラン「オール・スクール」はサウスブリスベンにあるシーフード専門店、オープンして一年もたたずにブリスベンのベスト・フィッシュ&チップスにランクイン、その理由は鮮度や素材のうまみを引き出すこだわりぬいた製法にあり、その真摯な姿勢が功を奏しグルメサイトの口コミでも5点満点をつける人が続出。皮付きのフライドポテトに至っても「久々にこんなに美味しいポテトを食べたよ」とコメントする人も。ブリスベンに来てシーフード料理選びに迷ったらオール・スクールを目指して間違いないと言えそうだ。

BURGER TIME 69|バーガータイム69

Burger Time 69 | burgers in Brisbaneバーガータイム69はブリスベンエリアに3店舗もショップを営業しているバーガービジネスの成功者、その理由は他にはない工夫された味付けや組み合わせの妙にある。例えばパンチの効いたクリーミーなブルーチーズとバッファローケチャップ2つのソースを使ったゴルゴンゾーラ・バーガーやバターミルクで揚げた唐揚げを叉焼風の甘辛醤油ダレと味噌マヨネーズで味付けをしたチキン・チン・チン・バーガーなどメニューを読んだだけで涎が出そうなバーガー類、そのアプローチは多国籍にわたっており、美味しさの絶対比が計算しつくされている。見た目もジー・ピクルとの同様ギラギラピカピカ大盛系なので話題作りにもピッタリ、ぜひカメラを片手におなかを空かせた上で入店いただきたい。バーガータイム69はブリンバ、エバートンパーク、トゥウォングにある。

5 BOROUGHS|ファイブ・ボーローズ

5 Boroughs Burgers | burgers in Brisbaneハンバーガーの故郷、アメリカは本場ニューヨークより影響を受けたハンバーガーを出すチェーン「ファイブ・ボーローズ」、この小さな都会ブリスベンにでさえ、要領よくに店舗をどんどん増やしていく、その超やり手振りに「月並みのバーガーを出すチェーンのレストラン&バー」と素通りするブリスベンローカルや観光客も多いことと思う。しかしそのスマートでお洒落な店構えに騙されることなかれ、ハンバーガー及びフードメニューに向ける情熱は非常に真摯なもの。その姿勢は品質へのこだわりにも表れており、バンズは全て保存料無添加だし、ビーフパテに使用する牛肉は100%契約を結ぶニューサウスウェールズ州の名牛産地マンダロング・キャトルステーションのもの。オーストラリアで本場アメリカに限りなく近い味のハンバーガーやポテト、チキンウィング(カラフルで夢のように甘いシェイクも!)を食べて見たかったらファイブ・ボローズを選べば後悔はなし!(インスタ映えも保証します!)

ファイブ・ボローズのバーガーにはストーンズコーナー、アスコット、パディントン、バルモラルで出会う事が出来る。

Miss Kays|ミス・カイズ

Miss Kays burgers | burgers in Brisbaneブリスベンシティセンターで急にハンバーガーを食べたくなってしまったら?街のど真ん中ジョージ・ストリートにミス・カイズがあることをお忘れなく。2016年のグッドフード・アワードでベストバーガーを受賞している優良店「ミス・カイズ」では月替わりの限定スペシャルバーガー(例えば、ある月はブラットヴルスト子牛肉のソーセージにサワークラウトやプレッツェルを挟んだジャーマンのご馳走バーガーその名も”ザ・ホフ”など個性的なアイデアバーガーを楽しみにするファンも!)と不動の人気を誇るスタンダードメニュー”ポウティーン・バーガー”を中心にバーガー類を提供。

以上、9つのハンバーガースポットをお届けしましたが、お気に入りのバーガーはみつかりましたか?
ぜひブリスベンにお越しの際は片手にカメラ、もう片方にハンバーガーでフードインスタグラムにも挑戦してみてはいかがでしょう?
楽しい旅の思い出と食事できっとお腹も胸もいっぱいに! 

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※本ブログ記事は、MARK ALLENのオリジナル記事「Are these the best burgers in Brisbane?」を日本語に訳し、一部編集を加えたものです。
*This post was originally published in 2014 and updated in October 2018 by Mark Allen.